
健康といえば栄養が基本ですが、いわゆる栄養豊富なスーパーフードには世界中から注目が集まります。
実は身近なところにも凄い食品はあって、例えば卵は大きさから想像できないほど様々な栄養素を含んでいます。
焼いたり茹でるなど使える料理の幅が広く、和洋中とカテゴリを選ばず、何にでも活用できる点もまた魅力的です。
しかし、スーパーフードの観点でいえば、高タンパクかつビタミンやミネラルも摂れることが優れます。
卵1個当たりのタンパク質は約6gですから、筋トレなどで筋肉の栄養が必要な人にとって、計算しやすく料理に使いやすい食材だといえます。
ビタミンの他にカルシウムや鉄分も入っているので、骨の健康や貧血が気になる人にも最適です。
しかも卵のタンパク質は質が良いですから、吸収性が良好で無駄なく体の材料になります。
栄養というと忘れてはいけないのがアミノ酸で、卵は必須アミノ酸を摂取するのに理想的な食材です。
アミノ酸スコアという指標だと、必要とされる量の100を満たすことになるので、1個で十分なアミノ酸が摂れるわけです。
大豆や牛乳、あるいは肉類でも摂取は可能ですが、少量でも手軽にとなると卵が便利です。
脂質は程良く炭水化物は少ないので、少し多めに食べても体脂肪になりにくいのが嬉しいところです。
ただ、カロリーは1個で約100kcalと思いの外高めですから、2個以上食べる時は注意した方が良いでしょう。
スーパーフードなので、少量でも十分な栄養補給になりますが、料理で使うとなると1個では物足りないのも確かです。
その為、複数個を料理に使用するのであれば、他の食材とカロリーのバランスを考え、上手く組み合わせることが必要です。
多少食べ過ぎても、短期間で極端に余分なお肉がつく心配はないですし、軽くでも体を動かせば消費して帳消しにできます。
食べ過ぎはコレステロールが気になりますが、医師に制限されていないなら、特に我慢しなくても良いとされています。
常温でも日持ちしたり、冷蔵庫で更に生食できる期間が長くなるなど、お得な時に購入して便利に使えるのがスーパーフードの卵です。
冷凍保存は味も品質も落ちるので推奨されませんし、茹でた後は生よりも日持ちしないので、早めに消費することが大切です。
それでも、料理の工夫次第で飽きずに毎日食べられたり、ゆで卵にして持ち歩き、トレーニング後に栄養補給をするといった使い方ができるのは魅力です。
何より食感がふわふわやトロトロ、しっかりなど自分好みにできたり、濃いめや薄口と味つけが自由など、栄養と共に他の魅力が豊富な点も凄いスーパーフードです。