スーパーフード:葉物野菜

スーパーフードが最近非常に話題となっています。非常に栄養価の高い成分を含んでいるため健康に良く、様々なジャンクフードなどで栄養が偏りがちな現代人にとっては健康管理に役立つものと近年では積極的に摂取する人も増えているのです。


スーパーフードは一般的には植物の種子や根の部分など、普段あまり食べない様なものや、栄養価が高いけれど味はあまり良くないという印象を持っている人も少なくありません。しかし普段から良く食べられている葉物野菜の中にも、スーパーフードと呼ばれるものが存在しています。これは近年栄養の研究の中で体に良いことが分かり食べられるようになったものもありますが、実は古くから食べられている親しみのある物も多いので、憶えておくと非常に便利です。


チャードは根元が赤や黄色の色鮮やかな野菜で、日本ではあまり馴染みがないものですがアメリカやヨーロッパではサラダの具材に広く用いられてきました。カロリーが非常に少なく、マグネシウムを豊富に含んでいるため、筋肉や神経機能の維持に必要な栄養素を摂取できるのが特徴です。色も鮮やかでサラダに入れると食欲を促進してくれます。


ロメインレタスは最近一般的にスーパーなどでも販売されるようになりました。ビタミンAやビタミンC、ビタミンK等をバランスよく豊富に摂取できる上、味もよく気軽に食べられる野菜と人気が高まっています。
ケールは青汁で有名な野菜で、非常に苦い印象がありますが最近では品種改良により生でも食べられるものへと変化しています。栄養価は非常に高く、特に血液の凝固を調整するビタミンKが豊富なため、高血圧にも効果があることが知られている野菜です。


クレソンはケールやロメインレタス同様ビタミンAやビタミンC、ビタミンK等をバランスよく含んでいる野菜ですが、カロリーが非常に低いためカロリーを抑えたい場合には最適の野菜です。その為、肉料理などにも安心して合わせることができ、消化を促す効果を持っています。


最後にホウレンソウです。非常に身近なものですが、これはこれまでの野菜に比べても総合的に優れたスーパーフードとなっているのが特徴です。ビタミンのほか、血液の健康維持に必要な鉄分やカリウムなどを含んでおり、これらの栄養素を摂取できる食べ物は決して多くは有りません。
スーパーフードは一般的にはなかなか手に入れることが出来ない特殊なものという印象を持つ人も多いのですが、実は身近なところにもたくさんあります。普段何気なく食べている物でも、非常に栄養価が高い物が有る為、これを意識すると楽しく健康管理をすることができます。

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